« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2008年12月の2件の記事

『性欲の文化史』2

共同研究の成果、その2が出ました。


2584252_2 ■ 性欲の文化史 2 講談社選書メチエ425
井上 章一編著
定価 本体1600円+税
B6判223頁
講談社
ISBN 978-4-06-258425-8

パンチラに感謝するフランス人と、平気で見すごす中国人――
何に性感を覚えるかは、時代により異なる。
人間の性欲とは、きわめて文化的な心の持ちようなのだ。
桂離宮から澁谷センター街まで、射精抑圧から女体観察まで、感じて、そそられて、満たされる、秀逸の論究集!
(カバー解説より)

= 目  次 =

まえがき――性のなかに文化を読む (井上章一)

1.桂離宮にエロスを読む(井上章一)

2.神仙の証――中国古代房中術にみるセックスと飛翔 (梅川純代)

3.韓国整形美人事情 (申 昌浩)

4.摩登(モダン)上海にうかぶ女体の群れ (劉 建輝)

5.映画のなかの性――戦後映画史における性表現と性意識の変遷 (原田信男)

6.「ギャル男」のいる光景 (平松隆円)

7.男から生まれた女 (田中貴子)

8.ホステスたちは、何を売る? (松田さおり)

あとがき (井上章一)

|

addicted to 矢島美容室

Avcd31530 11月のはじめごろ、何が一番したかったかというと、矢島美容室のものまねがしたかった。

「ニホンノミカタ~ネバダカラキマシタ~」はヘビロテで聴き、通勤途中にコートのポケットの中でつい小さく手踊りをしてしまうていどには、アディクトしていた。

動画サイトでシロウトさんによるみごとな振り付けを見てからは、ますます踊り練習に熱がはいるようになった。

ちなみに、披露のアテはない(万一、ご依頼をいただいても謹んで辞退させていただきますが)。

ミンストレル・ショーよろしく日本人男性が「黒人女性」の擬態を演じ、カタコトの日本語でナショナリズムが紛々とする歌をうたう、その設定がジェンダー/エスニシティの政治からいって偏向性を持っていることは指摘しておかねばならない。

が、楽曲としては間違いなく名曲だと思う。

作曲のDJ OZMAは推定で1976年生まれであり、1972年生まれのわたしは同世代(かつ、郷里も近い)。
音楽のむつかしいことはよくわからないが、1970年代の和田アキ子的R&Bな感じとか、1973年放送のほうの『キューティーハニー』オープニング的な管楽器使いなど、R35世代のハートをわしづかみする要素をこれでもかとばかりに盛りこんであることは、うすうすわかる。

DJ OZMAが綾小路翔名義で作った「One Night Carnival」にもおそろしくアディクトした。
あの曲は、80年代Jポップの要素があれこれコラージュされている模様。
ホリエモンが「One Night Carnival」を聴いて会社を興そうと思い立ったということをマツコデラックスが揶揄ぎみに書いていたけれど、同い年かつ同曲に血をたぎらせたわたしは、ホリエモンの気持ちがちとわかる。

そんなDJ OZMA=綾小路翔も今年いっぱいで引退ということ。
報道では、「これまでの活動を振り返り『こんなはずではなかったんです。正直もっと当たると思ってました』」と発言していたそう(☆)。

さびしい引退の仕方ではある。が、OZMA=綾小路が一時代を築いたのは確か。
彼には、文字どおり、人を踊らせる才能があった。

いつか、表舞台にもどってきてほしい。

☆ ニュース-ORICON STYLE 「DJ OZMAが年内で引退 2代目DJ OZMA誕生へ」08/11/28

|

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »