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『文化系トークラジオ Life』 12/25 あとがき

 去年の話になってしまいましたが、2011年12月25日放送のTBSラジオ『文化系トークラジオ Life』聴いてくださった皆さまありがとうございました。すでに番組公式サイトに出てるものもありますが、放送中に言及したコンテンツを紹介します。
 → 過去のものも含めポッドキャストも配信してます。公式サイト右横の「バックナンバー」からドゾ。

■ missA

 missA は韓国のガールズグループ。2NE1ともまた違った女子アサーティブ系です。デビュー当時のジアさんの髪の色をマネしたかったけど断念。PVも良いので是非。韓国の歌謡祭「2011 Mnet Asian Music Award」でベストダンスパフォーマンス女子グループ部門受賞。

 「Bad Girl, Good Girl」 → 
 「Breathe」 → 
 「Good-bye Baby」 →  これ、ストーリーがまったく分からないんだが。バックダンサーオーションに来た4人がコケにされて、時空が変わって、仕返しするという展開でOK? 2番のフェイさんが美しい。
 YouTube missA チャンネル → 

■ 樋口健二 2011 『闇に消される原発被曝者 増補新版』八月書房

 1刷があっというまに売り切れた評判の一冊。人の手作業なしには原発は動かず、手作業する人の被曝は避けがたい――という当たり前の、しかし長いこと隠されてきた事実を暴露した渾身のドキュメンタリー。補償を求めて立ち上がった被曝労働者にたいして、会社や国がいかに冷酷なふるまいをするかがよく分かります。→ 
Yami

 1981年刊の増補新版だけど、今読んでもまったく内容が古びていません。というより、未来を映しているよね。大幅に引き上げられた基準値のもと3月11日の原発事故の後始末をした労働者たちが発症するのはこれからだから(『週刊金曜日』2011年8月5日号に書評を書いたのでそちらも)。

 樋口さんは1937年生まれの写真家です。ビジュアルを見せられるところが樋口さんの強み。40年近く原発労働問題を追いかけてきました。その集大成が写真集『原発崩壊』(合同出版、2011年)です。原子炉内部で働く労働者の写真は世界で初だそう。
Hokai

 樋口さんの講演の面白さについてはコチラの記事を。話だけで聴衆に「絵」を見せる力がすごいです。浜野佐知監督もそうなんだよな。ビジュアルを仕事にする人の特徴かね?

 時々、「樋口健二 講演」の検索ワードでこのブログにたどりつく方がいらっしゃいます。最新情報は「レイバーネット」のイベントカレンダーが見つかりやすいです。

■ 東方神起アルバム『TONE』

 ノリのよいダンス曲と沁みるバラードが1枚にまとまった奇跡的なアルバム。はじめて東方神起のアルバムを聴く方には、曲数がいちばん多いイエロー版がオススメ。値段が安いのは通常盤初回盤の他のファンの方々のレビューもぜひ読んでいただきたいです。

 放送でいっていたJ-POPと思いきや海外の人の作品だった……のは「Thank you my girl」と「Telephone」。あと他にもいくつか。歌手のナショナリティ=韓国、作曲家のナショナリティ=アメリカ、歌詞=日本語、レーベル=日本企業の「J-POP」は Japanese Pops なのか、だとしたらどういう理由で? と考えた1枚(このあたりは別記事に回します)。このブログの関連記事 → 

■ Garaxy Express(겔럭시 익스프레스)

  ホンデのライブハウスで見た大人気の韓国のロックバンド Garaxy Express(겔럭시 익스프레스)の「JUNGLE THE BLACK」→
  韓国の3大放送局の歌番組にも出てました。ポップな THEE MICHELLE GUN ELEPHANT という感じ。→

■ 伊丹万作 1946 「戦争責任者の問題

 青空文庫にあります。→
 紙で読みたい向きは、筑摩文庫『伊丹万作エッセイ集』(大江健三郎編。2010年)を。→ 

■ おまけ Brown Eyed Girls 「Sixth Sense」

 人様の番組の話で恐縮ですが、プロデューサー氏が『Life』と同じだし、このPVがめっちゃくちゃカッコよく、いつか言及したいと思っていたのでこの機に乗じて。韓東賢さんが登場した『菊地成孔の粋な夜電波』2011年11月11日放送分ポッドキャストスピンオフ企画()で話題になっていた、ナチスっぽい女の人が出てくるK-POPのPVは Brown Eyed Girls 「Sixth Sense」じゃないかなー(すでにどなたかが言及してたら失礼しました)。→ 

 これの元ネタかもしれないと番組で紹介されていたBeyoncé「Run The World (Girls) 」のPVもリンクしておこう。→ 

 Sixth Sence でメンバーたちが打ち捨てられたように水に浮かんでいたり、囚われていたりするシーンの意味が Run the World を見てはじめて分かった。あれ、女が受けてる抑圧の象徴なんだね。それで蜂起すると。

 もし「パクリ」とか言う人がいたら、それは無粋。結果、ぜんぜん違うPVになってるし。付加されたオリジナリティの部分を味わいたいものです。楽曲方面のパクリとオリジナリティをめぐる近田春夫さんと菊地さんの対話の文字おこしをしたリスナーの方のブログはコチラ

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